G.I.F.T in natureの目的
今、日本では間伐が遅れ放棄された山林が増えています。
そこは日の光が差し込まない“暗い森”となり、
そこに生育する植物は偏っていき、
それを糧とする生物もまた偏っていく。
それは生物の多様性という面から考えると
よい環境とは言えません。
そして、そのような森は人と共存していくことも難しく、
ますます手入れされなくなっていく。
取り戻していくためには、人が積極的に
森の手入れをしていく必要があると考え、
森をつくり、担い手を育て、森の恵みを活かす。
その営みがまた森をつくっていくという持続可能な
サイクルが回っていくことを願って活動しています。
そのために森の担い手を育成していくこと、
そして山と共に暮らす人たちが生活をしていけるよう
「林業の六次産業化」を目指しています。
私たちは、
これからも人と森とが永く共に暮らしていける関係を
NPO法人G.I.F.T in natureを設立し、
広く同じ危機感をいだいている人と協力して
森の保全を進めていきたいと思っています。